アクセシブルなソフトウェアへの手がかり

NVDAを少し使うようになった頃、NVDAで読み上げられるソフトと、読み上げられないソフトの差は何だろうと思いました。そこで、自分で作ったソフトなら、ソースコードがわかるから、何か手がかりが得られるかもしれないと思いました。

手持ちのPython入門書に、GUIソフトの例が出ていたので、ソースコードを写して入力して実行しました。GUIモジュールはtkinter。よく見るような、Altメニューやボタンがあります。そして、NVDAをオン。

Altメニューやボタンは、ほとんど読み上げられませんでした。形はメモ帳などのソフトに似ていて、メモ帳のAltメニューは読み上げられるのに。

ソースコードを写しているだけなので、これをどう変えれば読み上げられるようになるのか、全く見当が付きませんでした。

tkinterを使うとNVDAで読めない、と教えてくれたのは、その頃ツイッターでPythonプログラム仲間だった人でした。そして、wxPythonというGUIモジュールを使うと読み上げられるということも教えてくれました。後から知ったことですが、NVDAのGUIインターフェイスも、このwxPythonを使っているということでした。

各モジュールのアクセシビリティの違いがどこで生じるのか、というところまでは踏み込めていませんが、少なくとも、使うモジュールの違いで、読み上げられるか、読み上げられないかが決まってしまうとしたら、アクセシブルでないソフトをアクセシブルにして下さい、と依頼されたとしたら、モジュール総とっかえが必要という事態もあるかもしれません。

スクリーンリーダーで読み上げられるようにして下さい、という問いは、実はそう簡単に答えられる物とは限らないかもしれない、と思った出来事でした。

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