八王子ラーメン

これは、ラーメンAdvent Calenderの20日目の記事です。http://www.adventar.org/calendars/722

筆者は東京都八王子市生まれの八王子育ちですが、わりと最近知ったばかり (ここ4~5年以内) の八王子ラーメンというラーメンがあります。

八王子ラーメンの特徴は、伝え聞くところによると、きざみたまねぎ (たまねぎのみじん切り) がのっていることです。ラーメンからそれてしまいますが、八王子のきざみたまねぎ関係の食べ物では、八王子ナポリタンがあります。

写真は、「たいめい」という八王子ラーメン専門のお店のラーメンです。高菜チャーハンとのセットで、好きなメニューです。量が多そうに見えますが、食べきってしまいます。なお、ラーメンどんぶりは、ミニサイズではありません。

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Webページをスクリーンリーダーを使って操作する時の困りごと

これは、Web Accessibility Advent Calendarの12月16日の記事です。
http://www.adventar.org/calendars/719

Web Accessibility Advent Calendarに参加するのは初めてなので、簡単に自己紹介します。ツイッター名はみなののです。東京都の西の方で、会社員をしています。通勤で出会った視覚障害の方と毎朝通勤するようになったのをきっかけに、視覚障害者のサポートに興味を持ちました。地域のパソコンボランティアに参加したり、NVDA関連の活動に参加したりしています。友人に出会ったのは2012年 (週5日ほぼ毎日の通勤同行は3年目)、パソコンボランティアに参加したのは (あまり活動に参加出来ていませんが) 2013年、NVDA日本語チームに参加したのは2014年です。NVDAヘルプデスクに2015年から参加しています。

他には、視覚障害者のWindowsやApple製品についてのメーリングリストに参加したり、Twitterで視覚障害の方々をフォローしたりして、日々、視覚障害の方のPC+スクリーンリーダーやiPhone+VoiceOverでの困りごとを聞き、自分でも画面を見ながらスクリーンリーダーで操作して操作方法を調べ、メールやTwitterの返信でお知らせしています。

これらの活動から、どんなWebサイトがスクリーンリーダーユーザーにとって困るのか、少しわかって来たと思います。今日は、その構成の具体例を挙げたいと思います。

本当は、実際のサイトをスクリーンリーダーで操作していただくとわかりやすいのですが、そのサイトを作成した企業様との兼ね合いで、ご紹介しづらいのが悩むところです。

1. データ購入サイトでの例
デー タ購入サイトでの例です。以下、操作とサイトの変化を順に追って説明します。

(操作1) テキストフィールドにテキストを入力して検索する。

(変化1) 検索によりヒットしたデータが表示される。1件の表示内容は、データの名前、説明、カートに追加ボタン。

(操作2) 購入するデータのカートに追加ボタンまで移動し、ボタンを有効化する(たいていはエンターキー)。

(変化2) パソコンの画面いっぱいに、大きな警告ウィンドウ(半透明)が出る。ウィンドウの中には、了承ボタンとキャンセルボタンがある。しかし、スクリーンリーダーでは読み上げされない。また、フォーカスは相変わらずカートに追加ボタンにあるため、スクリーンリーダーユーザーには気づけない。

(操作3) カートに追加ボタンを押したので、カートに移動してカートを表示してみる。

(変化3) 商品は追加されていない。

この例にて、カートに商品を追加する方法は、変化2にて現れた警告ウィンドウの中の了承ボタンを押すことです。このための操作には2通りあることが、実際にスクリーンリーダーで操作してみてわかりました。

(操作2-1) データが表示されているリスト全体の末尾までフォーカスを送ると、警告ダイアログにたどり着く。了承ボタンにフォーカスを当ててエンターを押す。

(操作2-2) Windows8以降のパソコンで、画面がタッチパネルになっている場合、画面を触って警告ウィンドウにフォーカスが当たると読み上げされる。

例えば操作2-1の場合、末尾にたどり着くまでに、タブキーなどのフォーカス送りのキーを100回以上押さなくてはならない場合もあり、スクリーンリーダーユーザーが自分で気づくのが非常に難しくなっています。

2. マウスオーバーでしか重要なメニューが表示されない例

ログインの必要なWebサービスのログイン後の、ログアウトなどの重要メニューを含むメニュー項目で見かけることが多い仕様です。

(操作1) タブキーを押して、「メニュー」にフォーカスを当てる。

(操作2) エンターキーを押す。

(変化1) 何も変化しない。

メニューの下に、複数の項目があるはずなのに、表示されません。操作2のところで、メニューを選択して有効にする操作として、Ctrl+エンター、スペース、alt+エンター、スクリーンリーダーキー+エンターなど、いろいろあり、全部試してみても、開きません。

スクリーンリーダーを使用しない場合はどうやって使用するかというと、メニューのところにマウスポインタを合わせると、複数項目を含むメニューが出るので、それらのメニューが表示されている範囲からマウスポインタが出ないように注意して(出ると複数項目のメニューが消えます)、実行したい項目のところでクリックします。

こういう場合にも、スクリーンリーダーに、マウスポインタを操作するコマンドがある場合、メニューを開くことが出来る場合があります。上記の操作2のところを、次のように変更します。

(操作2-1) マウスポインタをフォーカスされた項目の位置に移動するキーコマンドを押す。(例えばNVDAではNVDA+Shift+M)

(変化2-1) マウスポインタがメニューのところに移動する。

(操作2-2) マウスクリックのキーコマンドを押す。(例えばNVDAではCtrl+[)

(変化2-2) メニューが開き、下の複数項目のメニューが表示される。

(操作2-3) 矢印、タブキーなどのキーで、メニュー内を移動する。

(変化2-3) フォーカスがメニュー内を移動する。

(操作2-4) 実行したいメニューでエンターキーを押す。

(変化2-4) 実行したメニューが実行される。

このように、操作がとても複雑になります。出来れば、スクリーンリーダーでマウスポインタ操作を使わずにすむような仕様の方が望ましいと思います。なお、この仕様は、スクリーンリーダーユーザーでなくても、タブレット利用者がマウスを使わずに、タッチ操作だけで操作しようとする時にも、開くことが出来ません。

3. ログインの画像認証での例
とあるサービスのログイン方法が、ある日突然変わり、初回ログイン認証をしなければならなくなりました。その初回ログインの仕様です。

(操作1) ログイン名、パスワードなどを入力する。

(変化1) 認証画面に移り、画像が何枚か表示され、「あなたと関係のある画像を選んで下さい」と表示される。

スクリーンリーダーユーザーは、日頃、画像を見ることなくサービスを使用していますので、この質問に答えることが出来ません。困ったので、晴眼者に見てもらうことにします。しかし、個人的なサービスであることもあり、晴眼者は普段そのユーザーがそのサービスを使用していることを見たことがないという状況が生じます。他の人が手伝うことも難しく、ログイン出来なくなってしまう恐れもあります。

相談を受けたスクリーンリーダーユーザーがスマホを使用している場合は、パソコンからの認証をあきらめ、スマホサイトに用意されていた単純な画像認証(アルファベットを読むもの)と、二段階認証を行うことで、初回ログインをすることが出来ます。

このように、実際にスクリーンリーダーで操作してみると、いろいろと困ってしまう仕様のサイトを見かけます。こういったサイトを見かけたら、筆者はHTMLソースの関連しそうなところを読んでみるのですが、HTMLその他の知識が足りないため、そのサイトを再現することが出来ません。実際のサイトオーナー名を出さずに、同じような仕様のサイトを作成出来ると、スクリーンリーダーにとって操作しづらい仕様の例としてご紹介出来て良いのですが・・・。ぜひ、Webデザイナーの方のご協力を得られるとありがたいと思っています。

Webデザイナーの方が、実際にスクリーンリーダーを利用して操作感をチェックするのに、無料で使えるスクリーンリーダーNVDAがあります。

NVDA日本語チームのサイト
https://www.nvda.jp/

NVDAの操作方法につまづいた場合は、NVDAヘルプデスク(視覚障害者総合支援センターちば)にお問い合わせいただくことも出来ます。どなたでも利用することが出来ます。ご利用は登録制となっております。

NVDAヘルプデスクのサイト
http://nvda.help/

また、iPhoneやMacPCの場合は、標準搭載されている支援技術VoiceOverでの操作感チェックが可能です。

物を机の上に置いて簡単に写真が撮れるかもしれない方法

ネットワーク、SNSが手軽に使えるようになり、カメラで写した画像を遠くの人に送って見てもらうということが可能になりました。それでも、視覚障害の方が、見てもらう物をカメラに収めるのはなかなか大変です。そこで、これを使うのはどうかと思いつきました。

キングジム デスクショット DK800
http://www.kingjim.co.jp/sp/dk800/

(画像が主のページですが、代替テキストにイメージ上の文字の内容が入っているようです)

実は実物を家電量販店で見たことがあって、書類のスキャン用に便利そうだと思ったことがある物です。

棒が少し斜めに立てられて、一番高い所が少し横に飛び出していて、下向きにカメラが取り付けられています。机の上に置くと、カメラが机の上を見下ろす感じになり、机の上に置いた物を写すことが出来ます。A4の紙がカメラの視野に入るので、物の位置を細かく合わせなくても、写真を撮ることが出来ます。撮りたい物もカメラも固定されているので、手ぶれもありません。

どの位置に置くとA4の書類が全部カメラの視野に入るかというガイドとなる治具はなく、カメラ画像をパソコンでプレビューして物の位置を合わせます。ここは視覚障害の方自身には使いにくくなる要素かもしれません。A4の書類をスキャンするには、やっぱりフラットベッドか、オートフィーダーのあるスキャナが便利です。

なので、遠くにいる人に何かを見てもらうことを主目的にして、次のような使い方が便利ではと思います。

視覚障害の方のデスクショットをつないだパソコンを、遠くにある晴眼者のパソコンから、TeamViewerのリモートコントロールで操作して、デスクショット専用のプレビューと撮影ソフトを使うことにします。晴眼者はリモートコントロールを通して、プレビューソフトにより表示される画像が見られるし、マウスで操作をすることも出来ます。このプレビュー画面を見ながら、写したい物をどちら側へ動かせば良いかを指定出来ます。プレビューはおそらく動画のようになっているのと、画像解像度もあまり細かくないと思われるので、プレビューで位置を決めたら、写真を撮ります。

撮った写真は、ペイントなどの画像処理ソフトを使えば、拡大して見ることも出来ると思います。撮った写真の中にある物の文字を読んだりするのに便利ではと思います。

立体の物を撮影した時のオートフォーカス具合や、専用ソフトのスクリーンリーダーでの操作、写真解像度など、ぜひ実機で試してみたいものだと思います。

スキャナ・プリンタ選定の難しさ

 スキャナ・プリンタは、視覚障害者にとって重要なパソコン周辺機器だと筆者は考えています。スキャナは、紙に書かれている内容を読み取って、画像データにします。OCR (Optical Character Recognition) ソフトを入れれば、紙に書かれた文字をテキストデータに変換出来る可能性があります (正確に読み取れるかどうかはまだ様々のようです)。QRコード読み取りの可能性については、以前このブログでも記載したとおりです。プリンタは、文書を紙に印刷します。紙に直接筆記することが難しい視覚障害者にとっては、スクリーンリーダーを用いて作成した文章を、紙に印刷出来るのは、とても便利なのではないかと思います。

 しかし、スクリーンリーダーを用いて使用可能なスキャナ・プリンタの選定には、独特の難しさがあると筆者は感じています (スキャナ・プリンタに限らず、周辺機器一般に言えることかもしれませんが)。

 スキャナ・プリンタを使用するには、使用する機種専用のドライバが必要です。また、その機種専用のユーティリティソフトが用意されていることもあります。各機種には、使用出来るパソコンやOSについての情報はありますが、スクリーンリーダーに対応しているかどうかの情報はありません。筆者がTwitterやメーリングリストを閲覧していての感触ですが、スクリーンリーダーで使用出来るかどうかは、実際にソフトをスクリーンリーダーで動作させてみるとどうなるか、という情報を、ソフト一個一個について調べてみないと、よくわからないと思っています。

 そして、それらのドライバやユーティリティソフトがスクリーンリーダーでどのように使用出来るかを調べるためには、実機を接続する必要があります。ドライバ等のインストールを完了するためには、実際にプリンタなりスキャナなりを接続しなければならず、実際に機器を買わないと、使えるかどうかわかりません。動作環境として提示されているPCなり、OSなりを満たしていれば使える、と、晴眼者は安心して買えるのですが・・・。試しにスクリーンリーダーのインストールされたPCで実機を試用させてもらえないか、家電量販店に依頼してみましたが、出来ないそうです。今思えば、ドライバーのライセンス的にも当然のことだったかもしれませんが・・・。何か良い方法はないものか、と思います。

 ちなみに、自宅にあるプリンタ・スキャナ複合機について、ドライバとユーティリティソフトをスクリーンリーダーNVDAで使用してみました。複合機本体に画面と操作ダイヤル、OKボタン、コピーボタンなどがあります。
 印刷については、スクリーンリーダーで問題なく読み上げます。インク切れも、インクの色まで音声になりました。
 スキャンは難しく、本体のダイヤルでスキャナに切り替えるか、パソコンからユーティリティソフトを使用するかいずれかの方法があるのですが、本体のダイヤルを操作しても本体画面の表示が変わるのみ、ユーティリティソフトでは、キーボードでメニューの選択が出来ず、マウスを使用しなければならず、「PDFに保存」と読む箇所(アイコン部分では読まず、アイコンの下の文字を指さないとなりません)が小さいため、画面が見えない状態ではとても探し出せませんでした (パソコンの輝度を0にして試してみました)。この箇所さえ探し出せれば、次の画面はキーボードで操作出来るのですが・・・。

 スクリーンリーダーでのアクセシビリティについて希望することを順に書くと、「メーカーにはソフトをスクリーンリーダーで使用出来るように作ってほしい」「サポートに問い合わせをしたら、スクリーンリーダーで使用出来るかどうかを調べて教えてほしい」「誰か他にスクリーンリーダーで使っている人がいたら使い心地を教えてほしい」となると思いますが、現在は三番目が現実的であるように感じています。これからもスクリーンリーダーユーザーが活発に情報発信・情報交換して、この状況がもっと変わって行ってほしい、アクセシビリティへの配慮がもっと一般的なものになって行ってほしいと、切に願います。

遠隔操作で、他の人にパソコン操作を手伝ってもらう

Team Viewerというソフトをインストールしたパソコン同士では、片方のパソコンからもう一方のパソコンの画面を見て、音を聞いて、操作することが出来ます。いわゆる遠隔操作です。

ここで、他のパソコンを操作する側をA、操作してもらう側をBとして、説明します。

AもBも、すでにインターネットに接続されており、Team Viewerがインストールされているものとします。

なお、Team Viewerのインストールは、Team Viewerのホームページから出来ます。企業または個人を選ぶことが出来て、企業は有料ですが、個人(商用以外)は無料です。個人情報を入力することもなく、ダウンロードボタンと、ダウンロードするかどうかの選択(インストールするか、インストールしてすぐにリモート操作を行うか、インストールせず実行のみかの三択)と、企業か個人かそれ以外の三択のみです。

使用するのは、Team Viewerのリモートコントロール機能です。BはAに、数字9桁のIDと、数字4桁のパスワードを連絡します。Aは、教えてもらったIDとパスワードを入力して、ボタンを押します。

すると、Aのパソコン画面に、Bのパソコン画面が映ります。Aは、パソコンAもパソコンBも両方操作出来る状態になります。アプリケーションをTeam Viewerにしていると、パソコンBの画面をマウスでクリックすると、パソコンBがそのように操作されます。A側のキーボードでBを操作出来るかは、まだ試したことがありません。AがBを操作している間でも、BはBを操作出来ます。Bにスクリーンリーダーがインストールされていると、Aからの操作に対応してスクリーンリーダーが読み上げをします。

これを利用すると、視覚障害をお持ちの方のパソコンBを、晴眼者の方のパソコンAを介して、操作出来ることになります。

用途はいろいろあると思うのですが、画像認証の解決をしてもらう、スクリーンリーダーで読み上げられない画面を見てもらう、場合によっては操作してもらう。他にも、操作法を教えてもらうことも出来ると思います。Bにしかインストールされていないソフトの操作法でも、Aから見て、どうやるんだろう、といろいろ試すことが出来ます。

離れて住んでいるご家族やお友達にも、パソコンの操作を手伝ってもらうことが出来るようになります。

また、視覚障害をお持ちの方が、相手のパソコンのスクリーンリーダーの音を頼りに、相手のパソコンを操作したり設定したり、操作の仕方を教えたりも可能です。

気を付けなければならないのは、AはBを自由に操作出来るので、AがBのパソコンのファイルを間違って消してしまうなど、トラブルもあり得ることです。AはBのフォルダやファイルを勝手に見始めたりすることも出来ます。信頼出来る相手に接続するようにしましょう。一応、変なことを始めたら、その通りにスクリーンリーダーは読み上げますので、何をされているか全くわからない、ということはないと思うのですが。

視覚障害の方がパソコンを使うには

視覚障害の方は、画面読み上げソフト(スクリーンリーダー)を使用してパソコンを使用します。
ログイン画面やツールバー、デスクトップアイコンの名前、使用するアプリケーションの中のメニューやテキストなど、パソコンを起動して終了するまでの動作の大半を読み上げてくれるので、視覚障害の方が一人で使用出来るようになっています。(アプリケーションで読み上げられない物がある、セーフティ画面は読み上げがされないなど、完全ではないのですが、それはまた別の時に書きたいと思います。)

スクリーンリーダーにはいくつかの種類があります。中には、無料で使用出来るスクリーンリーダーもあります。NVDAというスクリーンリーダーです。今回は、NVDAについて概要を書きたいと思います。

NVDAは、Non Visual Desktop Accessの頭文字を取ったもので、直訳すると、デスクトップPCに視覚的方法を用いずにアクセスする手段、という感じになると思います。
オーストラリアの全盲のお二人、Michael Curran 氏とJames Teh 氏が、視覚障害者が晴眼者(目の見える人)と同じコストで、平等にパソコンを使えるようにと、開発して無料で配布しています。彼らがNV Accessという非営利団体を立ち上げて運営するという形で、開発・バージョンアップが続けられているそうです。
オーストラリアで開発されているため、元々は英語のソフトで、各国から翻訳者を募り、提供された翻訳を一つのソフトに統合する形で、何十もの言語に対応する一つのスクリーンリーダーとして作られています。

日本では、NVDA日本語チーム (代表 西本卓也氏) が、NVDAを日本語に翻訳したり、日本語特有の読み上げや漢字変換などに対応するように機能を付け加えたりなどをして、NVDA日本語版としてNVDA日本語チームから配布されています。

無料で配布されるNVDAには、視覚障害の方が晴眼者と同じコストでパソコンを使えるようにしたいという開発者お二人の思いに加え、一般のソフトやホームページがスクリーンリーダーを用いて十分に使用出来るかどうかをチェックするツールとして使ってもらい、世の中のソフトやホームページが視覚障害の方にも使いやすいものになってほしい、という、日本語チーム代表の西本氏の思いも込められています。

NVDA日本語チームのホームページはこちらです。NVDA日本語版のダウンロードもこちらから出来ます。

http://www.nvda.jp/

筆者はNVDA日本語チームに属しており(メーリングリストに参加して入れるチームです)、居住地近傍(東京都八王子市近辺)にてNVDAの概要説明とデモンストレーションを行えるように準備していく予定です。その際、お問い合わせ先もこのブログに掲げたいと思います。

カラオケでの歌詞提示をぜひ音声で

カラオケは、画面に歌詞が表示されるので、歌詞を覚えてなくても歌えます。
むしろ、歌詞を一曲全部覚えている曲は、一曲もありませんので、歌詞表示機能は非常にありがたいものです。
視覚障害の友人も、カラオケが大好きで、一緒に行って歌います。
ただ、そこにあるのがこの歌詞問題。
どうやったら友人がカラオケで歌をうたいやすいか。いろいろ考えつつ思いついたことを書きたいと思います。
今回は、こうなってたらいいなと思いつきつつ、技術的には可能だろうとは思うものの、著作権の関係やらで難しそうなので、カラオケ屋さんよろしくお願いします、という内容です。

昔の宴会風景ではよくあったような気がするのですが(そんなに宴会に参加した記憶はあまりないですが、ドラマのイメージ・・・?)、マイクを持った司会者が、曲のフレーズの切れ目に、次のフレームの歌詞を早口で言う、このイメージです。これを、歌詞のテキストデータからの合成音声で、フレーズの切れ目の一拍や二拍前に機械的に差し込むだけでも、結構歌いやすいのではないでしょうか。
今時点でも、「歌入り」という、合成音声(多分)が歌詞入りで歌うモードもあることですし、あと一息(?)ではないかなと思います。

この方法で、機械を使わずに歌詞差し込みをしつつ、一曲だけを集中的に練習したことがあるのですが(宴会での披露に備え)、友人は歌詞を全部覚えて歌えるようになりました。